2024-2-22(AYSA西部部会会員 MYZ)
1.日 時:R6(2024).2.22(木) pm1:30~pm3:30
2.場 所:宇部市市民活動センター2階会議室
3.出席者:ATK,ASD,USI,KNK,KTM,SMI,TSM,MYZ,MYM,MRN(会員10名)
セミナー
テーマ「グリーンウォッシング(以下GW)とは」
~環境に関わる物事の真偽について消費者に求められるリテラシィを考えてみよう~
講師:ATK氏(AYSA 西部部会会員)
概要
G=環境に配慮したエコイメージを思わせる「グリーン」と
W=ごまかしや上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語
ⅰ)GW の事例(含む海外の事例) ⅱ)ESG 投資について ⅲ)GW 対策の法整備
ⅳ)JERA の「CO2 が出ない火」広告は? ⅴ)アンモニア混焼発電は?
ⅵ)「走行時にCO2 を出さない」EV は{環境に優しい}EV になれるのか?
ⅶ)EV の不都合な真実とは? (EV によるCO2 の削減率、走行距離、電力消費)
ⅷ)日本の自動車会社の本音(敵は 内燃機関ではなく、炭素であることの道筋をどうするか)
ⅸ)GW 問題は日本のマスコミにも原因が?(対応の遅延、感情的、情緒的な報道 スポンサーへの忖度)
ⅹ)GW に騙されないようにするためには? ⅺ)究極のGW とは(講師の私見)
感想
今回のテーマは「GW による危険性を回避し、企業の環境リスクを低減させる」行動について具体的事例での内容であった。特にEVについての掘り下げた内容では 会員も理解度及び関心度も高く、活発な意見交換が出来たことは有意義であった。 地球環境を守ることに対しこれからのエネルギー(電力供給)をどのように確保する することがベストなのか難しい選択と技術開発が迫られている。
当市のごみ処理問題や焼却炉の合理的(発電への応用)使用についても多くの意見が 提言されたことも付記しておく。
WG の概念は特に2000年代に入って大きく取り上げられるようになったとのこと私的には新鮮な学びがあり講師に多謝
今グリーンウォッシュがそれほど問題になっているとは感じませんが、商業主義によりある程度の誇張がCM等に含まれる事は誰しも知っている事。またマスコミも嘘は報じないものの忖度して特定の事項にあまり触れないといった事はありそうです。
ただ幸いな事に今や情報はネット上にも溢れているので、我々としては広く情報を集めて、認識を修正して行く事は必須だと思います。さりながらYouTubeなどには結構過激なタイトルが並んでいますが、良く見て見ると結構まともな事を言っていると言うこともあります。
もはや各国のEV傾斜が現在においては誤りであった事は、ネット上のみならず間違いないでしょう。やはりガソリン車やEV、水素利用などの全方位戦略をとっていたトヨタは正しかったと喧伝されています。しかし電池や発電方法など様々な技術革新がなされて行けばこれは何が正しいのか分かりません。やはり在る程度のEV技術は改良して利用され続けて行くのではと言われているようです。
そもそも地球温暖化も本当なのかという話もあります。企業や国レベルの政治によって幾らでも誇張されうる事は、一般人として常に心しておかないといけないようです。