テーマ「シニア六法とコンプライアンス」

2024-12-19(進行/記録 AYSA西部部会会員 MYZ)

1.日 時:R6(2024).12.19(木) pm1:30~pm3:30
2.場 所:宇部市市民活動センター2階会議室
3.出席者:KTM,ASD,ATK,USI,KNK,SMI,TSM,HYS,MYZ,MYM,MRN(11名)

セミナー

テーマ「シニア六法とコンプライアンス」

講師のKTM会員―右端

~健康で幸せな「トシヨリ」になるために抑えておきたいシニアの医療制度やトラブルの事例~

講師:KTM氏(AYSA西部部会会員)

概要

1)法律の基本(復習)

司会 MYZ–左端

ⅰ)法律はなぜ必要か ⅱ)日本の法律体系の基盤
ⅲ)法的責任の意味(刑罰、損害賠償責任、責任能力の有無)

2)高齢者の医療・介護制度の現状について

ⅰ)後期高齢者医療制度の概要とこれから ⅱ)介護保険制度の仕組みと利用方法
ⅲ)要介護・要支援とは ⅳ)介護サービスについて ⅴ)令和6年度の介護保険制度の改正

3)高齢者・シニア世代に係わるトラブルあれこれ

セミナーの様子

ⅰ)介護トラブル ⅱ)認知症トラブル ⅲ)介護者による虐待の実態と通報義務
ⅳ)介護トラブル(パワハラ・・・)や認知症トラブル(交通事故、万引きやカスハラ・・
の事例紹介
ⅴ)監督者の責任(家族の責任は?)
ⅵ)認知症への誘因事例と予防喚起(オレオレ詐欺対策、認知機能の改善策や医薬品等)

4)身近なコンプライアンス(世代間ギャップによる多様化)そんなあなたが実は危ない

討論素材 ~今それはアウトです(ハラスメント図鑑―宮本剛志著)~

意見交換の概要と感想

講師のKTM氏は、日頃から日本の高齢社会に対する制度や課題について学習し、自身の年齢(80歳を超えた)を考えて日常生活のルーテインを実践されてきており、この度はその充実した生活の中でも「この先どんなトラブルが起こるかわからない」を趣旨とした卓話であった。会員にとって自ら介護経験もあり、特に認知症軽症予防についての薬開発の動向等については活発な意見交換がなされた。
今回の意見交換により、会員がそれぞれに持っているこれらの制度について理解が深まった。

最終的には日常生活の中で以下の4つの事をルーテインとすることが大切であるとの結論に至った
ⅰ)適度な運動 ⅱ)食生活の改善 ⅲ)脳を鍛えるゲーム ⅳ)生活管理 である。講師に多謝

テーマ「シニア六法とコンプライアンス」」への1件のフィードバック

  1. knk 返信

    老人・精神医療をされている和田英樹先生の著書によりますと、歳を取ると短期記憶を司る海馬が衰える事は知られていますが、とくに認知症に関して衰えるのは海馬のある側頭葉よりクリエイティブな行動を司る前頭葉を使うようにすると良いとの事。
    一言で言うと、「新しい事をする事」と、「能動的な態度」です。
    いつも同じ事ばかりせず、例えば同じ番組ばかり見ず、また散歩の時はちょっと違う道を通ってみるとかです。
    私には欠けている部分なので心掛けて行こうと思いました。

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