当会員が歴史小説(電子書籍版)「益田家物語」続編 第5作目出版

(AYSA西部部会会員 HYS)

書籍名は「風雪登り舞台」! 『益田家物語』の5作目

以下著者がAYSA会員宛に出されたメールの内容です。一部編集しています。

著者より5作目出版に際してのコメント(書籍価格 300円)

もし表示が消えたら再読み込みして下さい。

『益田家物語』の五作目を電子書籍として出版致しました。

(表紙は、「須佐歴史民俗資料館」から使用許可を頂いた「須佐市中細見図」をベースにしました。)

シリーズ作品の中で、今回は関が原の戦い後、益田元祥が長門に移り、須佐を中心とした地域を知行した頃の物語です。

本人は超多忙で、山口、京、安芸、萩と飛び回って政に携わっていました。
関が原の戦い後、周防・長門に大減封された毛利家は財政的に非常に困窮し、藩の運営が立ちいかない状況に、追い込まれました。
家臣一同、とりわけ益田元祥は、襲ってくる、数々の苦難を克服し、萩藩の基礎を築いてきました。
困窮した時代の大活躍で、主人公の益田家20代・益田元祥は、毛利家にとって最重要な一人で、欠くことのできない立場となりました。
長州藩の永代家老として名を残したのは、この頃、および、更に晩年の活躍の結果でした。

我々シニア層に元気と勇気を与えてくれる、老齢期に活躍した、偉大な人生でした。
過去出版しましたように、もともと益田家は石見の西部を治める国人領主として400年の歴史を益田に、残されました。

購読手続のやり方

今回は  『風雪登り舞台』 ペンネーム:高津清流です。 
通常価格は¥300-ですが、ただ今、期間限定で購入無料キャンペーンを使います。
即ち期間限定で「0円」で値付けしています。
無料期間は8月8日(大平洋標準時)から5日間です。
(無料始まりは日本時間8日17時以降になります)

過去の第三作、第四作も新版とし多少内容を変更

共に、益田家20代・益田元祥に関わる物語です。

第三作: 碧き海舞台
第四作: 激動回り舞台

皆様方にとっては、今更ともお考えの歴史小説ですが、小生なりの捉え方で益田家物語を書いています。
読後、レビュー等で厳しくご指導頂ければ望外の幸せです。

なお購入者には「カスタマーレビュー」に星5つを付ける権利と、「カスタマーレビューを書く」権利が付いている筈です。(ただ全員ではなく、Amazonをよく使っておられる方のみ??)
ぜひレビューを書いて下さい。

「風雪登り舞台」のご紹介

関が原の戦いは、家康の完勝で終わりました。
結果的に毛利家は、中国地方の大半を所有していた大大名から、わずか周防・長門の二カ国のみと、大減封になりました。 
益田元祥も、石見の領地を取り上げられ、輝元公に従って長門に移動。
それからが、今篇の苦難のドラマの始まりです。
それまでの多くの戦で、毛利家は借金が積み重なっていました。その上、領地が減らされるということは、借金返済負担が重くなり、予想もされぬ苦難が、押し寄せるということのようです。
大減封された毛利家に、さっそく飛び込んできた課題は、毛利家並びにその傘下がその年、百姓から取り上げた年貢米を、毛利家に代わって入ってきた、新領主や代官が、返せ返せと迫った、いわゆる『先収貢租返還』の大問題でした。
大減封していますから返還すべき年貢米の負担は膨大です。

新領主の強硬な年貢返還要求で、さすがの大殿・毛利輝元公も悩み続け、今風の言葉で言えば、夜も寝られぬノイローゼ状態、になりました。対策のため、集まった重臣の誰からも、解決策が出ない中、我らの益田元祥は、大胆な、ある意味、真っ当な意見を主導したのでございます。

この危機は、その解決に骨折った益田元祥にとっては、まさに天運。
これを機に、元祥は毛利家中で、重き役目を仰せつかる、ことが増えました。

借金だらけでボロボロになった、毛利家にも、それに仕える益田元祥にも次々と難儀な問題がおそいかかります。
シリーズ作品の中で、本篇は苦難にあずり(方言 手こずる)ながら、じわりと家勢を取り戻していく毛利家と、それを支えた益田元祥の、苦難続きの時期の物語です。

当会員が歴史小説(電子書籍版)「益田家物語」続編 第5作目出版」への2件のフィードバック

  1. HYS 返信

    MRNさん
    3,4,5篇とほとんど間を置かず、続いてお読み頂き、ありがとうございました。
    小説もどきを書き進めている間に感じましたのは、大仰に言えば多くの武将の生き方、私が考える人生観、家族観、を書きながら、並行して子供のころから、高校時代までの思いでの土地、風景、人情を思い出しています。
    家内は一山超えた場所が実家ですが、同じ感覚の土地生まれ。 「こんな時はどう表現するかなー」と方言をめぐって夫婦で会話がはずみます。
    長州藩の筆頭永代家老家として、江戸期、毛利家を支え続けた益田家の事が、日本全国に限らず、山口県内ですら、ほとんど知られていないことが残念でたまりません。そこが著作の原点です。夫婦で会話を深めながら、まだまだ書き進めます。ありがとうございました。

  2. MRN 返信

    HYSさん 
     今回はAMAZON Kindle の無料配信に釣られて(動機が不純ですみません!)第3,4,5作を読ませていただきました。5作目でちょっともたつきましたが今日(8月29日)やっと三作読み終わりました。
    以前は登場人物に馴染みがなかったせいか感動はイマイチだったのですが、今回は頭によく入り、inspired されました。storyも格段に分かり易くなりましたネ。「黒子語り」も効いています。
    特に印象に残ったことは、歴史上の各場面で出て来る人物たちが、活き活きとした生の会話をしていることです!(映画のでいう脚本そのもの。)例えば、備中高松城の水攻の結末シーン、文禄・慶長の役で現地入りした兵士たちのやり取り、関ヶ原の合戦中の西軍兵士たちの決心、萩に減封された後の元祥らの徳川方との迫真の交渉、などは臨場感たっぷりです。流石ですね。関心しました。それにこれら侍たちの言葉は結局、HYSさんの人柄、人生観、処世術などがベースになっていると見ました。有難うございました。
    更なる文筆活動を祈念いたします。これも「自己実現の一環」でしょうか。 MRN拝

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