テーマ「カロナールは何故無くなった?」~ジェネリック医薬品から見たGMPと日本の医薬品政策~

防府天満宮 2023.1.2

1.日時:R5(2023).1.26(木) pm1:30~pm3:30
2.場所:宇部市市民活動センター2階会議室
3.出席者:ATK,ASD,KNK,KTM,SMI,TSM,HYS,MYZ,MYM,MRN,USI(新入会員),YSD(外部) 合計12名

セミナー

テーマ:「カロナールは何故無くなった?」

~ジェネリック医薬品から見たGMPと日本の医薬品政策~

講師のATK氏

●講師 ATK氏(AYSA西部部会会員)

概要

概要2023-1-26

感想

セミナーの様子2023-1-26
セミナーの様子2-2023-1-26

 今回のセミナーで、医療業界と医療行政が抱えている課題が多くあることを垣間見た気がした。
1990年代後半から始まった日本の医療システムのビッツグバンは、巨大資本を持つ米国に攻め込まれたといっても過言ではない。特に昨今では、2025年問題と言われている医療費の急激な拡大は避けて通れない課題である。その為の、医療行政における医薬業界へのプレッシャーは相当なものがあると思われる。
日本の医薬品業界は、新薬を開発する大手企業とジェネリック医薬品の製造する中堅企業(数百社の乱立とに2分されており、特にセミナーの中で説明されていた医療費削減の為の「薬価」引下げ競争は相当なものがあると。その為、製造段階でのGMP(Good Manufacturing Process)が無視されているケースが多発しているのでは。その具体的な事例をお聴きすると、今回のテーマである「カロナールは何故無くなった?」だけでなく、他のその実情もよく理解できた。米国は、FDAの役割機能が充実しており、医療業界で巨大資本を有する米国の地位はゆるぎないものであることが良く分かる。日本の皆保険制度システムを持つ医療業界市場は米国にとって絶好の標的の的となっているのだろう。今回のセミナーで、改めて日本の医療業界の制度改革の課題解決が多難であることがよく理解できた。講師に多謝

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