テーマ:高校生を対象とした「SDGs・ESD学習プログラム」について

今年の初冠雪と朝焼け 12-24 am7

1.日時:R4(2022).12.22(木) pm1:30~pm3:30
2.場所:宇部市市民活動センター2階会議室
3.出席者:TSM,ASD,ATK,EMT,KNK,KTM,SMI,HYS,MYZ,MYM,MRN(11名)

セミナー

テーマ 高校生を対象とした「SDGs・ESD学習プログラム」について

~持続不可能な社会が迫りつつあることの基本認識をベースに、今何をすべきか~

講師 TSM氏(AYSA西部部会会員)

概要

1)持続不可能社会が迫っている基本認識


2)ESDで育む7つの能力・態度とは

セミナーの様子 右側:講師のTSM氏

  • 批判的に考える力 ・未来を予測して計画を立てる力
  • 多面的、総合的に考える力 ・コミュニケーションを行う力
  • 他者と協力する態度 ・繋がりを尊重する態度 ・進んで参加する態度

3)効果的プログラムの要求事項おける学習方法について

  • アクティブラーニングの効果及び有効性の認識
  • 実践型ESD教育システムのプロセスとその育む能力
  • 具体的「農業体験」によるESD学習のプロセスと育む能力

4)SDGsとは 「17の目標と169のターゲット」について

  • SDGs自分ごと化プロジェクトについて
  • 学習プロセスとワークショップの方法 ➡ テーマ「身近な持続不可能な事象を考えてみよう」

5)中学生・高校生向け具体的・体験型「SDGs/ESD学習プログラム」

6)「ゆめ」を描き、語ろう ➡ 「ゆめ」を実現するための条件とは何か

感想

質疑応答の様子

 逆転発想から現状(持続不可能社会が迫っていること)を認識、その事実を体得、その解決策を考え、そして それを実践する。いわゆる「アクティブラーニング」を基本とする学習プログラムの具体例を提示。講師が今日まで地域貢献してきた経験をベースに考えると、現在のESD教育(人を育てる)SDGs活動(自分ごと化し認知度を高める)に課題が見えてきていると。特に、県下の農林業(農地茶畑の耕作放棄地、竹林の拡大)への取組等には「特筆するビジョン」が見えないとのこと。このプログラムでは、若い中学・高校時代から、その理念を理解させ実践できる人材を育成すべきであると。持続不可能社会から持続可能社会へ身の回りから少しずつでも進めること。今回は、講師の地域貢献実践からの話題提供であり、その取り組みに敬意を表するとともに、私達に与えられた責任を痛感する。
講師に多謝

その他

会員EMT氏による「本年の雑文」を紹介 2件

・「見本が見えない高齢社会」(第三の人生は見本がない、自分で考える)
・「樹木の生長」(庭仕事に見出すこれからの生活、「庭仕事の神髄」を読む)

内容は投稿にてご覧下さい。

私の今年の漢字一文字を披露

・ASD会員・・・・・「愛」(今年は特に夫婦について考えさせられた)
・ATK会員・・・・・「瞞」(マヤカシ)(1000 兆円国債なのに1兆円増税、アンモニア発電は可能? この較差
・EMT会員・・・・・「菌」(終息が見えないコロナ
・KNK会員・・・・・「学」(ホームページの製作、英語学習等で「–来年は知的な「遊」で。医師樺沢紫苑氏の「毎日を楽しめる人の考え方」に啓発)
・KTM会員・・・・・「挑」(日常生活、対外活動、健康対策、何事にも挑戦
・SMI会員・・・・・「熱」(地球温暖化による各地で発生している熱波に苦しむ人類 コロナ熱、体温
・TSM会員・・・・・「夢」(溢れるほどの夢を語ろう、人生は大飛躍する)
・HYS会員・・・・・「転」「轉」(東西冷戦から米国の一極、更に中国の台頭、中国リスクの顕在化、世界は転換期にある)
・MYM会員・・・・・「防」(厳しい時代に突入、自ら守る、予防、防禦、防衛
・MYZ会員・・・・・「安」(厳しい時代に突入、安全保障、不安、円安、安泰
・MRN会員・・・・・「諒」(つい忘れがちな人への思いやり、妻への思いやり
以上

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